2018年08月08日

イメージをカタチに、よりリアルに


【第3回こどものまち会議】が終了しました!

今回の会議では前回の内容からさらに一歩進んで、割り振られた予算内で用意するものを絞り込んでいきました。
自分達のお店を完成させるまでに「残されたあと2回の会議で何をするべきなのか?」を考え、やることの道筋を具体的に考えるところまできました。

出店までの計画の進み具合はお店によってバラバラですが、早いところではもう商品の試作に取りかかっているお店もあり、仲間同士集まって、膝を突き合わせるほど近くに寄って予算書の空白を埋めたり、商品の試作に取りかかったりと、前回以上の熱気が伝わってきました。

第1回、第2回の会議では、とにかくやりたいことをどんどん考えてもらっていました。こどもたちができるかぎり自分たちで作る「まち」ですから、大人から見て「それ、ちょっと風呂敷広げ過ぎじゃない?」 「予算内でそれ全部やるのは難しいんじゃない?」と思うようなことでも、口を挟まず、否定せずに聞くようにしていました。

やりたい事、思ってることはどんどんアウトプットしていけばいいし、いずれそこから広げた風呂敷をたたまなければいけないときが来ますが、大きく広げていれば広げているほど、目標が遠くにあればあるほど、実際に出せる成果も大きなものになりますから。

そして今回、その広げた考えを収束させる時がきています。材料は与えられた予算の中から調達する、やりたいこと、作りたいものがたくさんあるお店ほど取捨選択を迫られます。
店長さんの数が多いお店だと、一番に作りたいもの、やりたいものがそれぞれに違う時には、意見をすり合わせなければいけません。
商品のラインナップを減らすのか、作る数を減らすのか。材料を安くシンプルなものにするか。思い切ってどれかを諦めるか。

お店を開業するのに必要な予算書と商品希望書。子ども達は何度も書いては消して直してを繰り返して、大人に見せにきてくれます。何が足りていて、何が不足しているか。
ついつい問題点を箇条書きにして一気に伝えたい気持ちに駆られたりもしますが、こどもたちが自分で考えて計画を進めていけることが大切なので、こちらからはできるだけ質問することでこどもの考えを促すようにします。

「これをやるためには何が必要?」「こういうことが起こったときにはどうするの?」
こどもたちにとっては質問攻めにされているようで意地悪に思えてしまうこともあるかもしれません。

「もうこれだけ考えたんだから、後はもうやってみればいいじゃん」「早く先に進みたいのに」そんな風に感じているのが伝わってくることもあります。子どものほうが大人よりもずっと直観的だし行動力がある。そして何より楽天的なんですね。それは素晴らしいことだと思います。

大人がするべきことはこどもの想像力や行動力をできるだけ抑えることなく、計画が実現できるように手助けすること。必要な事は嫌がられても伝えていかないといけないけど、なるべくこどもがモチベーションを失わずにいられるようサポートしていきます。

最初から作るものが絞り込まれているお店、コストがあまりかからず、もしかしたら予算が余りそうなお店などは、スムーズに商品の試作づくりを始めることができていますが、それが必ず正解というわけではありません。
こどもにとって本当に必要なのは結果だけでなく過程です。一生懸命自分達で考えたお店だから、もちろん結果は出したい、失敗したくない。

でもここはこどものまちです、万が一失敗してしまっても大丈夫、失敗できる機会を与えられていることもまた、大人の世界にはない、とても価値のあることだと思います。
だからこどもたちには、自分たちのプロセスを大事にして、それぞれのお店の実現に向けて一歩ずつ進んでいってほしいです。


さて、今回の会議での大きな出来事は、とうとうこども市長が決定したことです!
高砂と加古川で3人に絞られた候補者に、それぞれの言葉で自分の公約を発表してもらいました。
中には大人顔負けの具体性をもった公約を掲げる子どももいて、驚くとともに、とても頼もしく感じました。

他のこども達に廊下に設置された投票箱に名前を入れてもらい、厳正なる開票作業の結果、高砂と加古川でそれぞれ二人の市長が誕生しました!
自分たちのお店を切り盛りするだけでも大変なのに、まち全体を良くするための市長としてのビジョンもちゃんと持っているのが素晴らしい!

他のこども達の意見をまとめるのは大変ですが、得られるものはとても大きいと思います。
大人たちの手を借りずに自分たちの要望を自分たちで叶える。自分たちで自分たちのまちを良くしていく。こどもたちの中で良い循環ができることを期待しています。

次回の会議では商品づくりやお店づくり、まち全体のたくさんのことがさらに固まっていくと思います!

第4回のまち会議は8月25日です。

posted by 事務局 at 12:31| Comment(0) | こどものまち2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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